こんにちは、白倉恵美です。
今日は、学びの途中で誰もがぶつかる“あの感情”についてお話しします。
それは、
**「私だけが、できていない気がする」**という気持ちです。
この気持ち、実は多くの方が経験しています。
中でも印象的だったのは、検定対策レッスンを受けていたMさんのケースです。
真面目で努力家だった彼女は、グループ練習の中で、 他の人の手話表現がとても上手に見えて、 どんどん自信をなくしてしまいました。
「みんなはどんどん前に進んでいるのに、自分だけが置いていかれてる気がするんです」
そう言って、涙を流した日もありました。
私にも同様な経験がありました。
講座では周りのみんながろう者講師の手話を見て頷いている。
私もとりあえず頷いていました。
正直苦しかったのです。
そして私が彼女にお願いしたのは、
**『今日できたこと/学んだことメモ』**をつけること。
・今日は指文字を間違えずに言えた
・ろう者の話す手話が一部理解できた
・表情をつけるのを意識できた
すると1週間後、彼女の表情が変わってきたのです。
「比べるより、自分の“成長”に目を向けられるようになりました」
—
不安になるのは、それだけ
“本気で頑張っている証拠”。
他人と比べて自分を責めるよりも、
昨日の自分と比べて、
小さな進歩を喜んでほしい。
学びには、必ず“迷いの谷”があります。 でも、それを超えた先には、驚くほどの景色が待っています。
楽しみにしていてください。その日は必ず来ます。
今日も、あなたの小さな一歩を全力で応援しています。
Emi Syuwa Space:白倉恵美
コメント