Day5:自信が持てず迷ってばかりの私が、先生として自信を持てたわけ

こんにちは、白倉恵美です。

講師として生徒さんの前に立つようになった今でも、
ときどき思い出すことがあります。

それは、私が“自信を持てなかった頃”の自分です。

人前で手話をするたびに、心の中で何度も問いかけていました。

「本当にこれで伝わってるのかな」
「私の表現、間違ってないかな」
「こんな私が教えて、いいのかな」

それでも続けられたのは、
“伝わった”と感じた瞬間が、確信となり自分を支えてくれたからです。

ある日、生徒さんがレッスンの最後にこう言ってくれました。
「先生との手話のレッスンは本当に楽しいです、次にろう者に会うのが楽しみなんです。」

その言葉が、私の過去すべてを
やさしく包んでくれました。

手話は感情を伝える言語です。
完璧な技術よりも“心で伝える手話”が求められていたんだ、と気づいたのです。

もうひとつ、自信の礎になったのは、
「検定に挑戦する」という経験でした。

点数や合格ももちろん大切ですが、
“ここまでやれた”という達成感と自信が、

私の背中を押してくれたのです。

今もし、「自信が持てない」と感じているなら、
それはまだ“育っていないだけ”かもしれません。

目標に向けて行動を重ねることで、
あなたの中にある“自信の種”も、芽吹いていきます。

私の生徒には必ず伝えていることがあります。
それは「手話に正解はありません。」ということ

”あなたらしい手話”を習得する方法があります。

質問がある方はcontactからメールください。
個別にご連絡いたします。

遠慮や迷いの時間はもったいないです。
前向きな気持ちを心から応援しています。


Emi Syuwa Space:白倉恵美

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この記事を書いた人

こんにちは。手話講師及び
HLI(手話の島)認定講師、白倉恵美と申します。

今日は、私がなぜ手話に魅了され、そして、手話の世界に人生を捧げることになったのか――
その「点と点がつながる物語」を、少しだけお話しさせてください。


2011年、私は運命的な出会いをしました。
それは、東日本大震災の年、偶然引っ越した家のすぐ目の前に住んでいた、ろう者のご夫婦との出会いです。
耳が聞こえないという違いを超え、彼らとの交流は本当に楽しく、
自然なかたちで「日本手話」に興味を持ち、地元の手話講座に通い始めました。
以来10年以上、休むことなく学び続けました。
当時は、この出会いが私の人生を大きく変えることになるとは、思ってもいませんでした。


学び続ける中で、たくさんの壁にもぶつかりました。
どれだけ講義を受けても、肝心のろう者特有の表現「手話語彙」が身につかない。
教科書も辞書も、答えを教えてはくれない。
さらに、2019年、勤め先でパワハラを受け、心身ともに疲弊していきました。
そんな中で、唯一の支えになったのが、手話を通じて出会った仲間たちとの絆でした。
もっと手話を深く学びたい――その思いを強くしていたとき、私は藤乃先生と出会います。
手話ホームステイ、そしてHLI(手話の島)。
一度はあきらめかけた「手話講師になる」という夢を、もう一度、信じてみよう。
そう思えたのは、藤乃先生からの温かい励ましのおかげでした。


あのとき、あきらめていたら――
きっと私は今も、パワハラの中、苦しんでいたでしょう。
最悪の環境から抜け出し、
HLI(旧DLA)第6期生として復帰し、
今では認定講師・認定審査員として、手話教育の最前線に立っています。
命には限りがある。
だからこそ、自分の心に正直に生きなければならない。
私が伝えたいのは、ただ一つ。
手話は、ただの言語ではありません。
人と人をつなぐ「希望」です。

最後に

手話は、ただの言葉ではありません。
人と人をつなぐ力があります。
もし、あなたが今、少しでも「何かを変えたい」と思っているなら。
小さな一歩を、踏み出してみてください。
後から振り返った時、その一歩が大きな意味を持つことに気づくはずです。

あなたも、きっと、変われます。
ほんの少しの勇気と、ほんの少しの好奇心があれば、未来は動き出します。

「人生は一度きり」
「時間は有限」です。
迷う時間はありません。
心の声に、正直になってください。


そして、あなた自身の人生は誰のものでもありません。
自分の為に”今”歩き出してください。

あなたの挑戦が周りを幸せにすることに気付いてください。

私は、挑戦するあなたを心から応援します。

白倉恵美

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